5月22日『げんきになる暮らしデザイン』Vol.2
〜住まいと庭の「げんきホルモン設計図」〜
「No More 我慢。心も体も、もっと自由に。」
日ごとに気温が上がり、草木が勢いよく育つ季節。
私たちの暮らしもまた、心と体が元気に動き出すタイミングです。
このシリーズでは「げんきホルモン」をテーマに、
ただ見た目を整えるだけでなく、暮らしの中に元気のスイッチを仕掛ける設計をご提案しています。
「No More(もう我慢しない)」という意味を込め、
「こころもからだも自分も、もっと自由に解き放とう」というメッセージです。
これは、住まいの設計にも深く通じる考え方です。
段差の解消や暖かい室内環境は、ただの機能性ではありません。
体への負担を減らし、心の緊張も解きほぐす「自由」につながります。
げんきホルモン設計の実例から
-
段差の緩和
家の中でつまずく不安をなくし、のびのびと動ける空間を実現。 -
内窓の設置
夏の暑さや冬の寒さを和らげ、快適な室温で心身の緊張をゆるめる。 -
つながる間取り
キッチンから居間まで視線が抜けることで、家族の会話や笑顔が自然に広がる。 -
植物と触れ合う庭
そよ風に揺れる薔薇や野菜の香りが、視覚と嗅覚を刺激し、心を元気にする。
体験談:木津川市・70歳女性のリファイン
「週末、息子夫婦と孫たちが家に来て一緒に食事をする時間が何よりの楽しみです。
以前は居間が狭くてぎゅうぎゅうでしたが、段差も解消しキッチンとリビングを繋げるリファインで、
みんながゆったり過ごせるようになりました。
内窓もつけて暖かくなり、寒さのストレスも減りました。
心も体も、本当に自由になった感じがします。」
くらしの大学で学んだことから
住まいのリファインは、単に設備を新しくするだけでなく、
心身の「我慢」を減らし、暮らしを解き放つこと。
これからも「げんきホルモン」を活かした住まいづくりを提案してまいります。
次回予告
Vol.3では「No More 孤独。庭は語りかけてくれる」をテーマに、
植物や庭の力で心のゆとりをつくる設計の工夫をご紹介します。