9月6日 「同居したいんですけど…」
そんなご相談を、これまでに何度もいただいてきました。
けれども残念ながら、短い時間で再び別々に暮らすことになったご家族も少なくありません。
なぜうまくいかなかったのか──。そこには、ほんの少しの“しかけ”の有無が関わっているように思います。
私は建築家・作庭家として、多くのご家族の同居を見守ってきました。
だからこそ言えるのです。住まいと庭に“げんきになるしかけ”を織り込めば、同居は破綻ではなく安心と喜びに変わるのだと。
これまでご一緒したご家族が、今も穏やかに幸せに暮らしておられる──その姿こそ、何よりの証しです。