2月4日|立春 戻ることから、春が始まる
今日から、暦の上では立春。
春の始まりです。
けれど、
外の空気はまだ冷たく、
景色も、すぐには変わりません。
立春は、
一気に動き出す日ではありません。
戻ることから始まる日です。
眠りを、戻す。
呼吸を、戻す。
体の力みを、戻す。
大寒のあいだに整えてきたことを、
そのまま保ちながら、
光の変化に、少しずつ目を向けていく。
庭の芽は、
まだ土の中にあります。
見えなくても、
準備は、もう終わっています。
暮らしも同じ。
急に変えなくていい。
前向きにならなくていい。
ただ、
よく眠れているか。
朝の光を、受け取れているか。
それだけを確かめる。
立春は、
始まりを宣言する日ではなく、
春に向かう準備が、静かに整ったことに気づく日。
季節は、
今日も、
住まいと庭の中で、
そっと動いています。
