スタッフブログ

2月21日 水が、巡りを思い出す

雨水を迎え、
雪はやがて雨に変わる。

凍っていたものが、
少しずつ形をほどき、
水として動き出す。

水は、
止まっているように見えても、
ほんのわずかに巡っている。

人の体も同じです。

冷えていた足先。
こわばっていた肩。
浅くなっていた呼吸。

巡りが戻ると、
体は、ゆっくりと本来の力を思い出す。

住まいの中の水もまた、
巡りの象徴。

浴室の湯気。
台所の湯気。
庭にしみ込む雨。

水が滞らず、
やわらかく動いている家は、
人の体も、どこか軽い。

春は、
芽が出ることよりも先に、
水が動くことから始まる。

今日、
窓の外の雨を、
少しだけ眺めてみる。

それだけで、
体の中の巡りも、
そっと動き出す。

住まいと庭に、
水の道があれば、
人は自然と、
深い眠りへ向かっていく。

ページトップへ戻る