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京都・松尾大社の茶会と重森三玲の庭

今日は、京都の 松尾大社 で開かれた茶会に参加し、贅沢なひとときを過ごしてきました。美しい庭園に囲まれながら、日本の伝統文化を五感で味わう時間は、まさに至福の瞬間でした。

重森三玲の庭と松尾大社

松尾大社の庭園は、私が尊敬する 重森三玲 によって手掛けられたもの。彼の庭は、伝統の枠にとらわれず、新たな造形美を追求したデザインが特徴です。石の配置や流れるような苔の表現には、静と動の調和が感じられ、訪れるたびに新しい発見があります。

茶会のひととき

茶室に足を踏み入れると、凛とした空気に包まれました。亭主のもてなし、床の間の掛け軸、季節を映す茶花——すべてが心を落ち着かせ、日常とは異なる時間の流れを生み出していました。主菓子の繊細な味わいに続く一服の抹茶は、庭の美しさとも相まって、格別な味わいでした。

余韻に浸る散策

茶会の後は、庭をゆっくりと歩きながら、その空間に込められた 重森三玲の美学 を感じ取りました。モダンな石組みと自然の調和、意図的に配置された「間」が、見る者の心を動かします。

この茶会を通じて、日本文化の奥深さを再認識し、日々の暮らしにも「静と動の美」を取り入れていきたいと感じました。また機会があれば、重森三玲の庭を巡る旅をしてみたいと思います。

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