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5月23日『げんきになる暮らしデザイン』Vol.3

〜「好き」だけじゃうまくいかない? 心地よさの正体〜

最近、スマホでインスタグラムを見て
「こんなキッチン素敵!」「この庭、憧れる!」
と保存している方、多いのではないでしょうか?

いろんな「好き」を集めて、わが家にも取り入れたい──
そう思うのは自然なことです。

でも、実際にリフォームしてみると、
「なんだか落ち着かない…」
「家族の動線に合わなかった」
「思っていたのと違う…」
そんな声がおおくなってきました。

じつは、「好き」=「暮らしに合う」ではないのです。

住まいや庭の心地よさは、
日差しや風、家族構成、生活のリズム、地域の気候…
**たくさんの“見えない条件”**によって生まれます。

大切なのは、感性を大切にしつつ、“げんきになる仕掛け”としてどう設計するか。
そこに、建築家・庭師としての経験が活きてきます。

たとえば…
◎無垢材の床と漆喰壁で、足ざわりや呼吸を整えたり
◎ 窓辺に白いバラを這わせて、朝の光と香りで感覚を目覚めさせたり
◎ 東窓にキッチンカウンターを設け、朝日とともに家族の会話が始まるようにしたり…

「好き」は大切。
でも、「暮らしに合う」「家族みんなが心地よくなる」空間づくりには、
**“好き”を活かす“げんき設計”**が欠かせません。

私たちは、お一人お一人の感性を大切にしながら、
「げんきになる幸せ宿る暮らし」へリファインするお手伝いをしています。

次回は、実際の施工例から
「リファインで暮らしが変わった体験談」
をご紹介します。どうぞお楽しみに!

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