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5月12日心がひらく住まいづくり — 感性を耕す対話から始まる「げんきになる空間」

こんにちは。
「幸せ宿る暮らしにリファイン」をテーマに、住まいと庭づくりを通して心と体がよろこぶ環境を提案しています。

最近では、SNSやインスタグラムで見つけた「好き」をたくさん集めてくださるお客さまが増えてきました。けれど、それらをただ並べるだけでは、空間がパッチワークのようにバラバラになってしまうことも…。

大切なのは、その「好き」が心のどこから来ているのかに耳を傾けること。

そのために私たちは、Panasonicの「ライフスタイルフィット診断」に独自の対話手法を加えた《ライフスタイルフィット診断プラス》**を導入しています。


◆感性を引き出す対話とは?

「同じ体験を共にする」ことを通して、自然に心が開いていきます。
そこで私たちも、まずは一緒になにかをする、旅の話をするなど「共体験」からはじめます。

その上で、「最近、どんな空間が心地よかったですか?」「そのトイレ、どんな気分で使いたいですか?」という対話を重ねていきます。
このような会話の中で、お客さま自身も言葉にできなかった本当の願いに気づかれることが多くあります。


◆感覚だけでなく、感性を耕す「好きの整理ワーク」

「好き」は感覚的に集めることができますが、それが感性として深まるには対話が必要です。

たとえば、あるお客さまが選んだのは「アンティーク調の扉」。
「素敵な感覚ですね」とお伝えしつつ、さらに「この扉、どんな気持ちにさせてくれますか?」と問いかけていきます。
すると、「祖母の家に似ていて、なんだか落ち着くんです」と笑顔がこぼれました。

私たちは、こうした**“心の根っこに触れる瞬間”**を何よりも大切にしています。


◆トイレという小さな空間から「げんきになる」空間を

トイレは小さな空間ですが、だからこそ“感性の実験室”として理想的です。
香り、光、音、素材……ひとつひとつが私たちの気分や自律神経に深く影響します。

住まいの中に、自分だけの“ホッとできる空間”がひとつあるだけで、げんきホルモンはぐんと増えます。
それを共につくるのが、私たちの仕事です。

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