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感性が主役の住まいが認知症の進行をゆるめます。おまかせください!!

こんにちは。建築家・作庭家の村上です。
今日は「感性が主役になる住まい」について、少し視点を変えてお話ししたいと思います。

今、家を考えるときに「人気のスタイル」「SNSで見かけた素敵な空間」──そんな情報が溢れています。けれど、私がこの仕事を40年以上続けてきて感じるのは、“それらを真似しても、必ずしも心が満たされるわけではない”ということです。

人は、年齢とともに五感がゆるやかに鈍っていきます。すると、脳がそれを補おうと無理をし、知らず知らずのうちに“脳過労”状態になっていることもあります。

だからこそ今、自分の感性に合った住まい──たとえば「なぜか落ち着く音の反響」「陽が差す食卓」「雨音が美しく響く軒下」──そんな“微細な心地よさ”を中心に据えた空間づくりが必要だと思っています。

私たちはそのために「ライフスタイルフィット診断プラス」というツールを開発しました。“言葉にできない好き”を丁寧に読み取ることで、認知症の進行を抑えることにもつながる──そういう設計ができるようになります。

最後に、
人に技術を合わせる、感性を主役に据える──それはこれからの暮らしの標準になる考え方だと信じています。

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