「秋の光と風に、心をゆだねる日」
秋分を過ぎると、昼より夜が少しずつ長くなり、空気の澄み方が変わってきます。朝晩の風に冷たさが混じり、虫の声がいっそう響くようになりました。今日は9月27日。ほんの数日前まで汗ばむ陽気だったのに、ふと気づけば、長袖を羽織りたくなる季節です。
この季節は、暮らしをリファインするのに最適なタイミング。夏にため込んだ疲れを深呼吸とともに吐き出し、体内時計を秋のリズムに合わせ直すことが大切です。朝は窓を開けて光を迎え入れ、庭やベランダに出て5分でも風を感じてみましょう。それだけで自律神経が整い、気分がすっと軽くなります。
また、秋の夕暮れは一日を振り返る時間にぴったり。西日に染まる空を眺めながら、温かいお茶を一杯。照明を少し落とし、壁や天井にやわらかな光を映せば、自然と深い眠りへの準備がはじまります。
──9月27日。季節の変わり目にこそ、住まいや庭をほんの少し整えて、心と体が「げんきになる」仕掛けを暮らしの中に。明日からの毎日がまた、違った色合いで見えてくるはずです。