スタッフブログ

令和7年8月25日 暑にこそ、“げんきの仕掛け”を」

立秋を過ぎても、まだまだ暑さの厳しい頃。朝夕の風にわずかな涼しさを感じても、体は夏の疲れを抱えています。
この時季を「残暑」と呼ぶのは、夏の名残りを労いながら、次の季(とき)に心と体を橋渡しする大切な時間だからでしょう。

暮らしの中でできることは、小さな積み重ねです。
目覚めの光で体内時計を整える。
冷たいものばかりでなく、温かい汁物で内臓をいたわる。
庭先の風に揺れる草花を眺め、深呼吸して気持ちを落ち着ける。
こうした“げんきの仕掛け”を日常に組み込むことが、秋を迎えるための準備になります。

そしてもう一つ──住まいを見直すときに大切なのは、「誰とつくるか」ということ。
見積を比べれば安い会社はいくらでもあります。けれども「生涯げんき仕様」は真似事では決して叶いません。
それは、私自身が長い年月をかけて育ててきた職人の手によってのみ実現できるものだからです。
一見するとだれにでもできそうに見えるかもしれませんが、そんな浅いものではありません。

だからこそ、私たちは 18年間、施工事例コンテストで全国最優秀賞をはじめ数々の受賞を続けてきました。
本物の積み重ねと、お客様の暮らしに寄り添う姿勢が確かな評価をいただいているのです。

「生涯げんき仕様」は、単なる工事ではなく、未来への投資です。
安さだけを追えば、結局は大切な人が傷つくだけ。
しかし私たちが届けるのは、ご家族に笑顔と幸せをもたらす住まいと庭です。

残暑を越え、心も体も軽やかに次の季(とき)を迎えられるように──。
そんな暮らしを、これからもお届けしてまいります。

「解き放つ くらしの定期便」令和7年8月23日 生涯げんき仕様──心満たす瞬間が生まれる住まいと庭

「処暑」は、夏の暑さがようやく落ち着き、秋へと移ろう気配を感じる節気です。田んぼの稲穂は頭を垂れ、夕暮れには虫の音が響き始めます。季節が次の章へと静かにめくられていく──その移ろいを肌で感じるとき、心は自然とやすらぎに包まれます。

住まいと庭にこの「処暑の瞬間」を取り込む工夫が、私たちのいう 生涯げんき仕様 です。たとえば、東の窓から朝の光を取り込み、夕暮れには庭先で鈴虫の音を聴ける居場所をつくる。ほんの小さな体験が、心を満たし、体をげんきに保つ支えとなります。

住まいは器であると同時に、季節を受けとめ、家族の心を映し出す舞台でもあります。処暑のような節目にこそ、自分の暮らしに「心満たす瞬間」があるかどうかを見つめ直してみませんか。

夏の名残と秋の気配──げんきをつなぐ暮らし方 令和7年8月21日

お盆を過ぎると、光はやわらぎ、夜風がふと心地よく感じられるようになります。
夏の名残と秋の気配が交わるこの時期は、体も心も季節の変わり目を敏感に感じ取る時。

私たちの体は、**「光 → げんきホルモン → 深い眠り → げんきホルモン → 再生」**というサイクルで整えられています。
しかし現代の住まいでは、光不足や風通しの悪さ、モノの多さによって、この自然のリズムが乱れがちです。

そこで提案したいのが「生涯げんき仕様」。
たとえば、朝日が差し込む窓辺で朝食をとること。小さな段差や階段を“筋トレ”として活かすこと。
庭のハーブの香りや鈴虫の声を額縁のように切り取る窓辺を設けること。
──こうした仕掛けが日々の暮らしを「心と体を再生する舞台」へと変えていきます。

ともかく、げんきに毎日をすごしませんか。
その積み重ねが、老いに振り回されず、安心して歩み続ける未来につながります。

「最後まで歩みを止めない──甲子園と生涯げんき仕様」

延長十一回の末、県岐阜商が横浜高校を破った昨日の甲子園。
手に汗握る展開に、胸を熱くされた方も多いでしょう。
流れが傾いても、追いかけ、追い越され、また追いつく──。
選手たちは最後の瞬間まで歩みを止めず、仲間と声を掛け合い、勝利をつかみ取りました。

この姿は、暮らしにおける「生涯げんき仕様」の考え方と重なります。
人生もまた、予想外の展開や逆境が訪れるもの。
体力の衰え、病気、暮らしの不便……。
けれども住まいと庭に仕掛けを組み込んでおけば、
私たちは“最後まで歩みを止めない暮らし”を実現できます。

例えば、段差を工夫した階段
一段の高さを少し抑え、手すりや照明を加えるだけで、
足腰が弱っても無理なく昇り降りできる。
逆に、あえて緩やかな段差を残すことで、毎日の上り下りが自然な“筋トレ”にもなる。
段差は「危険」ではなく「げんきを維持する仕掛け」に変わります。

また、動線にリズムを持たせる設計も大切です。
まっすぐな通路ばかりではなく、時に曲線を取り入れたり、
庭を抜けて光や風を感じながら歩いたり──。
それは甲子園の攻防が単調ではなく、流れが揺れ動いたからこそ感動を生んだのと同じ。
暮らしの動線に小さな変化やリズムがあると、人は自然に歩き続け、心も体もげんきになります。

甲子園の球児たちが応援席の声援に背中を押されて力を発揮したように、
私たちもまた、光や風、香りや音といった住まいと庭の環境に励まされ、
日々の暮らしを前へと進めることができます。

最後まで諦めない姿勢が感動を呼んだあの試合のように、
私たちの人生の舞台でも「最後までげんきに歩める住まいと庭」を整える(リファイン)こと。
それこそが、生涯げんき仕様の真髄なのです。

余命宣告!

もし余命宣告を受けたら──
頭が真っ白になって、何も手につかなくなる。

でも、本当はその前に“打つ手”があるんです。
げんきなうちに暮らしを整えておけば、
病気や老いに振り回されず、
「今までどおりの日常」を続けることができます。

──そう気づいた人から、未来は変わります。

私はこれまで、住まいと庭に「心満たす瞬間が生まれる仕掛け」を施してきました。
その積み重ねが、18年間連続で施工事例コンテストに選ばれた理由でもあります。

数えきれないほどの現場から学んだこと──
それは、「住まいと庭こそが、人をげんきにする」という事実でした。

令和7年8月17日 くらしの道しるべ ― 生涯げんき便り 「眠りは毎日の再生時間」

夏の暑さで体も心も疲れやすいこの時期。
大切なのは、しっかり眠ることです。眠りは単なる休息ではなく、心と体を毎日再生させる時間。深い眠りがあってこそ、翌朝の元気が生まれます。

けれど現代の暮らしでは、眠りを妨げる要因が多くあります。
寝室にモノがあふれて落ち着かない、台風前の不安で気持ちが休まらない、夜の照明が明るすぎる──。小さなことの積み重ねが、眠りの質を低下させてしまうのです。

そこでおすすめしたいのは「眠りを支える仕掛け」を住まいと庭に取り入れることです。
断捨離で余白をつくる。台風前に屋根を点検して安心を得る。庭のハーブや木陰を整えて自然の風や香りを取り込む。こうした工夫はどれも大掛かりなリフォームではなく、暮らしに寄り添った一歩です。

病気や余命宣告を受けてからでも遅くはありません。ですが、その瞬間に頭は真っ白になり、冷静に暮らしを見直す余裕はなくなってしまいます。だからこそ、げんきな今こそ「生涯げんき仕様」に整えてほしいのです。

眠りが深くなれば、心も体もまた元気に目覚めます。
夏の終わり、あなたの暮らしにも「眠りを再生する仕掛け」を加えてみませんか。

―― 村上雅昭
(住環境学研究者・建築家・作庭家・CEO)

季節は変わった! 令和7年8月16日 

まだ昼間は真夏の陽ざし。でも、窓を開けて眠っていると、朝方ふと目が覚めます。
頬や腕に触れる風の冷たさが、昨日までとは違う──やわらかく、澄んだ匂いを運んでくる。季節がひとつ動いた証です。

この心地よさを受け止められるのは、住まいのつくりにも理由があります。
風の通り道を計算した窓の配置、夜間の放射冷却を生かす庇や植栽。そんな「生涯げんき仕様」の仕掛けが、自然の涼しさをそのまま届けてくれるのです。

こういう仕様に、げんきなうちにしておきませんか。
病んでからでも、余命宣告を受けてからでも遅くはありません。
でも──げんきなうちに「生涯げんき仕様」にしておけば、そのげんきは最期を迎える日まで続きます
げんき仕様にすれば、生涯ずっとげんきが続き、風邪もひかない、しなやかで丈夫な体になります。

ただ、病んでから、あるいは余命宣告を受けてからでは、かなりの負担がかかります。
あなたの仕様に合わせて作らないといけない。だれにでも通用する“万能仕様”なんてありません。
あなたの思いや感性を、一つひとつ聞き出さなければならない──こんなこと、しんどくなってからできますか?

だからこそ、今、げんきなうちに。
命を守る行動を、とってください。

げんきなうちに──げんきを維持できる住まいと庭にリファイン

今日はお盆。家族やご先祖さまを想うこの日は、これからの暮らしを考える絶好の機会です。

げんきなうちに、げんきを維持できる住まいと庭にリファインすればいい。
それは将来の介護や不自由を遠ざけ、今の暮らしもより快適にするための最良の準備です。

たとえば──

  • 段差は、ただ無くすのではなく、安全な“仕掛け”を加えて残せば、脳の刺激になり、足腰の衰えを防げます。

  • 庭や室内の動線を工夫すれば、日常の動きが自然な運動に変わり、五感もいきいきします。

  • 光や風、緑を味方につけることで、心と体のバランスを保ちやすくなります。

「まだ大丈夫」ではなく、「今だからこそ」。
お盆で家族が集まった今日、10年後も20年後も“生涯げんき”で歩み続ける住まいと庭を、一緒に考えてみませんか。


家族で話し合うための3つの質問

  1. 今の家や庭で、将来不安に思うことは何ですか?

  2. 10年後も同じようにできていたいことは何ですか?

  3. それを守るために、今できることは何でしょうか?

📞 お気軽にご相談ください。
ご家族と一緒に、未来の安心と今の快適を両立させる方法をご提案します。

令和7年8月14日 「18年間受賞できたのは、小さな気づきを形にしてきたからです」

大きな成功は、特別な一手から生まれるように見えるかもしれません。
でも私が18年間、施工事例コンテストで受賞し続けられた理由は、実はもっと小さなことです。

日々の暮らしの中で、お客様の何気ない一言や、現場で感じる「これ、もっと良くできる」という感覚。
その小さな気づきを見逃さず、形にしてきた積み重ねが、結果として評価につながりました。

家も庭も、完成したその日から「暮らし」が始まります。
だからこそ、工事が終わった瞬間だけでなく、10年後、20年後も「これでよかった」と思える工夫を仕込む。
それが、私の仕事の原点です。

令和7年8月13日 心満たす瞬間が生まれる──住まいと庭にリファイン 幸せ宿る暮らしにリファイン

生涯げんきに暮らせる住まいと庭には、心満たす瞬間を生み出す数々の仕掛けが隠されています。
朝の光が差し込む窓辺、風に揺れる葉影、雨音を楽しむ縁側──。
その小さな感動の積み重ねが、幸せホルモンを生み出し、毎日を豊かにします。

間取りや窓の配置、水の流れ、四季を彩る庭木、借景の切り取り方。
さらに、四季の移ろいを映す自然式庭園や、花々が咲き誇るイングリッシュガーデンのように、あなたの性格・価値観に合わせて選び抜かれたスタイルが、日々の風景を彩ります。

私は京都南部を拠点に、住まいと庭を一体で設計する建築家・作庭家として、その美意識を現代の暮らしに翻訳します。
診断から提案、設計・施工まで、すべて私が責任をもって伴走いたします。

まずは「ライフスタイルフィット診断プラス」で、あなたの性格や価値観、暮らしのクセを可視化してみませんか。
言葉にしにくい“感覚”まで共有し、住まいと庭をどう整えれば、毎日がもっとげんきに、もっと心地よくなるのかを見える化します。建築家・作庭家・CEO・店長 村上雅昭 

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