スタッフブログ

秋の空に、鱗雲(うろこぐも)

空を見上げると、魚のウロコのように小さな雲が整列していることがあります。これが「鱗雲」。正式には「巻積雲(けんせきうん)」と呼ばれる、高い空にできる雲です。

鱗雲は、秋の空を代表する雲のひとつ。空気が乾いて澄んでくる季節に、いっそうくっきりと浮かび上がります。その姿は秋の訪れを告げるサインでもあり、昔から「鱗雲が出ると数日後に雨」といわれ、天気の変化を知らせる合図としても親しまれてきました。

季節の移ろいを知らせるのは、暦だけではありません。日々の空の表情に気づくことも、心を豊かにしてくれる暮らしの知恵です。忙しさの合間にふと空を見上げ、鱗雲を見つけたら──「秋がやってきたな」と感じてみませんか。

唯一無二の「生涯げんき仕様」

ただ壊れたところを直すのではなく──
眠り・光・風・庭・設備 を整えることで、
心も体も“げんきになる暮らし”を叶える。
これが、唯一無二の「生涯げんき仕様」です。

18年間連続入賞、全国最優秀賞の実績を誇る
村上店長と職人の“阿吽の呼吸”が、
他では真似できない仕上がりを実現します。

深い眠りに包まれ、朝はすっきりと目覚める。
庭に出れば、風や草花が心を整えてくれる。
そんな日々が重なって──
「私もげんきになりたい」そう思える暮らしが、ここにあります。

唯一無二の「生涯げんき仕様」──
あなたの毎日のげんきを育みます。

今日は9月16日 蒸し暑い

今日は9月16日。気温はまだ35度を越え、体にまとわりつくような暑さが続いています。けれども空を見上げると、その青さはどこか澄み、雲のかたちも夏の入道雲ではなく、秋のやわらかな姿へと移り変わっていました。

季節は確かに前へと歩んでいます。庭に耳を澄ませば、蝉の声に交じって秋の虫の音が響き始め、日差しの角度も少しずつやさしくなってきました。

暮らしもまた、自然と同じように静かに移ろうもの。気づきにくい小さな変化を受け止めることが、心を“げんき”にする力となります。

――「まだ暑すぎるけれど、空はもう秋。」
そんな気づきが、今日を前向きに過ごす合図になるのです。

昨日、あるお客様から心に残る言葉をいただきました。

昨日、あるお客様から心に残る言葉をいただきました。

「リフォームはどこでもできる。けれど“げんきになる家と庭”をつくれるのは、あなたの会社だけだ」

私たちが大切にしているのは、単なる修繕や模様替えではありません。
庭と住まいを一体に整え、深い眠りや爽やかな目覚めを育み、毎日の暮らしが自然と“げんき”になる──そんな舞台を整えることです。

庭から差し込む風や光、花や緑に触れるよろこび。
室内の快適さと、災害時にも守られる安心。
その両方を備えてこそ、本当の「生涯げんき仕様」だと考えています。

これからも、「げんきになる家と庭」をつくる会社として、誠実に歩んでまいります。

9月12日 

9月も半ばというのに、まだまだ30度を超える毎日。
庭に出ると、日差しは強いままですが、ふとした風に秋の気配を感じるようになりました。
朝夕の空には高い雲が広がり、赤とんぼが舞い始めています。

こうした季節のはざまに、人は「そろそろ…」と口にするものですね。
──そろそろ寝具を替えようか、
──そろそろ庭の手入れもしないと、
──そろそろ家のことを考えてみようか。

この「そろそろ」の感覚は、実は暮らしを整える大事な合図。
大きな不便や不安が起きる前に、少しだけ手をかける。
その積み重ねが、心も体も“げんき”にしてくれます。

私たちの「生涯げんき仕様」も、そんな“そろそろ”に応える提案です。
暑さが落ち着き、過ごしやすくなるこれからの季節──
住まいと庭を見直すには、ちょうどいい時期かもしれません。

心と体をげんきにする 生涯げんき仕様にリファイン

9月10日──空を見上げれば、夏の名残を残しながらも、どこか秋の澄んだ気配がただよいはじめます。朝夕の風が少し冷たくなり、体も心も季節のリズムを探しているようです。

こんな時期こそ、暮らしに「げんきの仕掛け」があると安心です。たとえば、朝の光をたっぷり取り込む窓辺。自然に体が目覚め、気持ちまで前向きになります。庭先で咲く小さな秋桜(コスモス)やススキの揺れは、見るだけで心を整えてくれます。

実はこうした何気ない日常の光景こそ、「生涯げんき仕様」。豪華な設備や大きなリフォームだけが答えではなく、暮らしの中にほんの少しの工夫を加えるだけで、体も心もすっきりしていきます。

季節が変わるたび、住まいも庭も、あなたをそっと後押ししてくれる存在であってほしい──。
そんな思いを込めて、私たちは“生涯げんき仕様にリファイン”を提案しています。

「重陽の節句──菊に込められた“生涯げんき”の願

9月9日は「重陽の節句」。

奇数(陽数)が重なる日を祝う五節句のひとつで、とりわけ9が重なることから「最もめでたい日」とされてきました。日本では「菊の節句」と呼ばれ、菊の花を眺めたり、菊酒を口にしたりして、長寿や無病息災を願いました。

菊は秋の澄んだ空気の中で凛と咲き、邪気を払い、心身を清める花とされてきました。古来、菊に真綿をかぶせて香りを移し、その綿で身体を拭えば、若返りの力を授かる──そんな言い伝えも残っています。

私たちが提案する「生涯げんき仕様」も、考え方は同じです。病気になってから慌てて整えるのではなく、日々の暮らしのなかに小さな“げんきの仕掛け”を散りばめておくことで、無意識に体も心も元気を取り戻す。自然のリズムと暮らしを重ねることこそ、真の長寿の秘訣です。

この重陽の日に、菊の花を飾りながら、住まいと庭にも「げんきになるしかけ」を添えてみませんか。季節を映す窓辺の光、深い眠りを導く風の通り道、家族が自然と笑顔になる食卓。そうした積み重ねが、何歳になっても“生涯げんき”で歩み続けられる住まいへとつながります。

9月8日 「赤銅色の満月に想う──窓辺からの宇宙」

赤銅色の満月に想う──窓辺からの宇宙

昨夜20時、左手の窓をふと見上げると、まるで中秋の名月を思わせる美しい満月が輝いていました。
そして翌朝4時、右手の窓をのぞくと──月の右下が地球の影に隠れ、赤銅色に染まりながら静かに欠けていく姿が見えました。
それは、地球と月と太陽のめぐりが織りなす自然の舞台、皆既月食の一瞬だったのです。

けれども、その美しい瞬間に気づけたのは偶然ではありません。
南西に開いた小さな窓、寝室の天窓、ダイニングから切り取られる空の景色──。
窓の配置ひとつで、日常のなかに自然と出会うチャンスが広がります。

住まいの設計とは、ただ快適に暮らす器をつくることではありません。
ふとしたときに自然と出会えるように「仕掛け」を織り込むこと。
それが暮らしに潤いをもたらし、心と体をそっと整えてくれます。

赤銅色の月を窓辺から眺められた夜、家はただの建物ではなく、宇宙と私たちをつなぐ「舞台」になります。
こうした小さな積み重ねこそが、私が提案する “生涯げんき仕様”
日々の暮らしに自然を取り込み、何十年先までも心と体をげんきに支えてくれる住まいのかたちなのです。


真似はできても、本物にはならない

最近、私の設計をそのまま模倣する同業者がいます。
けれどもご注意ください──。

**“生涯げんき仕様”**は、住環境学・人間工学・予防医学を背景に、
一人ひとりの価値観を ライフスタイルフィット診断プラスで引き出し、
そこから図面に翻訳していくプロセスに支えられています。
雑誌やSNSの写真をなぞっただけの家とは、根っこがまるで違うのです。

さらに、18年間連続で全国受賞を重ねてきた施工実績と、
私が育てた職人衆との「あうんの呼吸」。
これがあって初めて図面が生き、かたちになります。
たとえ図面を盗んで施工しても、職人の呼吸がなければ本物は実現できません。

真似されることを恐れてはいません。
所詮、真似は真似。満足はしても すぐにあきて 納得できない状態に ストレス ストレス
本物とまねごとの違いは、お客様がすぐに感じ取られるでしょう。


命にかかわる選択だから

「価格を比較すると他社が安かったから」──そうして依頼したものの、仕上がりにしっくりこない。
そんな声を耳にすることがあります。
安いものには安い理由があり、結果として「安物買いの銭失い」になってしまうのです。

住まいは命を守る器。
「安さ」だけで選ぶことは、将来の安心を失うことにつながりかねません。
どうか、日のあたる場所で、誠実に暮らせる家づくりをお選びください。

9月6日 「同居したいんですけど…」

そんなご相談を、これまでに何度もいただいてきました。

けれども残念ながら、短い時間で再び別々に暮らすことになったご家族も少なくありません。
なぜうまくいかなかったのか──。そこには、ほんの少しの“しかけ”の有無が関わっているように思います。

私は建築家・作庭家として、多くのご家族の同居を見守ってきました。
だからこそ言えるのです。住まいと庭に“げんきになるしかけ”を織り込めば、同居は破綻ではなく安心と喜びに変わるのだと。

これまでご一緒したご家族が、今も穏やかに幸せに暮らしておられる──その姿こそ、何よりの証しです。

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