スタッフブログ

📢 ご報告です。本日(9月4日付)の朝日新聞「声」欄に、私の投稿が掲載されました。 タイトルは 「火災現場で ドローン活用求める」。

大阪・道頓堀の火災で消防士2人が殉職された報道を受け、
「第一に守るべきは市民の命」という消防士への敬意、
そして建築現場で国土交通省の許可を得てドローンを活用している自分の経験を重ね、
火災現場でもドローン活用が必要ではないか──そう考え投稿しました。

記事には 「建築家 村上雅昭(京都府)」 として紹介されています。

私は「幸せ宿る暮らしにリファイン」という理念のもと、
住まいと庭を“生涯げんき仕様”に整える活動を続けてきました。
今回の掲載は、その想いが社会全体の安全や防災にもつながることを示してくれたように思います。

これからも、
✅ 住まいを安心にする工夫
✅ 災害時にも命を守る技術
✅ 心と体をげんきにする住まい方
を提案してまいります。

どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

本日発売 雑誌ESSEに掲載──全国優秀賞の2邸が紹介されました!」

このたび、当社が手がけた2軒の住まいが、生活情報誌 ESSE にて「全国優秀賞」として紹介されました。

日々の暮らしを大切にしながら、ご家族それぞれの“心地よさ”をカタチにした住まい。その工夫や物語が、全国の読者の皆さまに届けられたことを本当にうれしく思います。

私たちは「幸せ宿る暮らしにリファイン」をテーマに、ただ新しくするのではなく、“げんきになる設計”を心がけてきました。今回の受賞と掲載は、その姿勢を評価いただけた証だと感じています。

これからも、一軒一軒のお客様の声に耳を傾け、住まいと庭のリファインを通じて、生涯げんきに暮らせる提案を続けてまいります。

📖 掲載誌は全国の書店やコンビニでご覧いただけます。ぜひ手に取ってご覧ください。

令和7年9月2日 生涯げんき仕様で、毎日をもっと軽やかに

 九月に入り、朝夕の風に少しずつ秋の気配を感じるようになりました。夏の疲れが出やすいこの時期こそ、住まいと庭を見直す好機です。

「生涯げんき仕様」とは、年齢を重ねても心も体もいきいきと暮らせるように整えた住まいと庭の工夫を指します。たとえば、

  • 小さな段差を安心に変える工夫

  • 光と風を取り込む窓まわりの工夫

  • 家事がラクになる収納や動線の工夫

  • 庭に緑や香りを添える演出

こうした“ちょっとした更新”が、毎日の暮らしに活力をもたらします。

体を無理なく動かせること。自然に笑顔がこぼれること。家族や友人と安心して集えること──それらは特別なことではなく、住まいのしつらえ次第で叶います。

今年の秋分へ向けて、わが家を「生涯げんき仕様」にひとつずつ整えてみませんか。

令和7年8月31日 「予測する力が、げんきを生む」

人の知能の本質は「予測」にある、と言われます。
たとえば、言葉を聞くとき、私たちは次に続く言葉を無意識に予測しています。庭に立てば、季節の風や光の流れを先取りして感じています。日々の暮らしもまた、「明日はどうなるか」という予測の積み重ねの上に成り立っているのです。

そして予測することは、同時に「創造すること」でもあります。
建築や庭づくりにおいても、これからの光や風の動き、人の動線を想像しながら計画を練る──その過程こそが新しい空間を生み出します。未来を見通す力が、創造を可能にするのです。

言葉もまた、心を育てるための予測装置でした。
「げんき」「ととのう」「やすらぎ」──そうした言葉があるからこそ、私たちは心の状態を予測し、整え、共有することができます。

住まいと庭もまた、“予測する設計”が欠かせません。
ある日の朝に光がどう差し込むか。ある日の夕暮れにどこを風が抜けるか。そうした小さな未来の風景を読み取りながら、住まいを整えることで、人は心身ともにげんきになれるのです。

今日の暮らしに、少し先の快適さを予測すること。
それが「生涯げんき仕様」の第一歩だと、私は考えています。

質問にお応えいたします!

Q:いつもげんきにいたのですが、ある番組で「その原因は住まいと庭にあるのよ」と聞きました。へぇー、ほんとうですか?

A:はい、本当なんです。

人の体は、食事や運動だけでなく、日々の「場」の影響を強く受けています。
たとえば──


  •  冬の朝(  )時に差し込む光が食卓を照らすと、体内時計がリセットされ、自然と生活リズムが整います。


  •  窓から抜ける風があるだけで、体感温度は6℃も下がります。自然の風が心を落ち着け、免疫力まで高めてくれるのです。


  •  花の香りや緑のゆらぎ、鳥の声は脳をリフレッシュさせます。庭に出て歩くだけでも血流が良くなり、深い眠りにつながります。

つまり「住まいと庭」は、あなたの体を支える“もうひとつの薬”のようなもの。
医療や運動では補えない部分を、住まいと庭が静かに助けてくれるのです。

私はこれを“生涯げんき仕様”と呼び、光・風・庭を活かした設計をしています。
「うちも見直したほうがいいのかな…?」と思ったら、それはもう最初の一歩。

                回答者  建築家・作庭家 村上雅昭 

📞 まずはお電話でご相談ください。
「まだ具体的に決めていないけれど…」という段階でも大歓迎です。
実際のお宅を見てきた経験から、無理のない工夫をその場でアドバイスいたします。

ともかく、気づいた時が“げんき”のはじまりです。

令和7年8月25日 暑にこそ、“げんきの仕掛け”を」

立秋を過ぎても、まだまだ暑さの厳しい頃。朝夕の風にわずかな涼しさを感じても、体は夏の疲れを抱えています。
この時季を「残暑」と呼ぶのは、夏の名残りを労いながら、次の季(とき)に心と体を橋渡しする大切な時間だからでしょう。

暮らしの中でできることは、小さな積み重ねです。
目覚めの光で体内時計を整える。
冷たいものばかりでなく、温かい汁物で内臓をいたわる。
庭先の風に揺れる草花を眺め、深呼吸して気持ちを落ち着ける。
こうした“げんきの仕掛け”を日常に組み込むことが、秋を迎えるための準備になります。

そしてもう一つ──住まいを見直すときに大切なのは、「誰とつくるか」ということ。
見積を比べれば安い会社はいくらでもあります。けれども「生涯げんき仕様」は真似事では決して叶いません。
それは、私自身が長い年月をかけて育ててきた職人の手によってのみ実現できるものだからです。
一見するとだれにでもできそうに見えるかもしれませんが、そんな浅いものではありません。

だからこそ、私たちは 18年間、施工事例コンテストで全国最優秀賞をはじめ数々の受賞を続けてきました。
本物の積み重ねと、お客様の暮らしに寄り添う姿勢が確かな評価をいただいているのです。

「生涯げんき仕様」は、単なる工事ではなく、未来への投資です。
安さだけを追えば、結局は大切な人が傷つくだけ。
しかし私たちが届けるのは、ご家族に笑顔と幸せをもたらす住まいと庭です。

残暑を越え、心も体も軽やかに次の季(とき)を迎えられるように──。
そんな暮らしを、これからもお届けしてまいります。

「解き放つ くらしの定期便」令和7年8月23日 生涯げんき仕様──心満たす瞬間が生まれる住まいと庭

「処暑」は、夏の暑さがようやく落ち着き、秋へと移ろう気配を感じる節気です。田んぼの稲穂は頭を垂れ、夕暮れには虫の音が響き始めます。季節が次の章へと静かにめくられていく──その移ろいを肌で感じるとき、心は自然とやすらぎに包まれます。

住まいと庭にこの「処暑の瞬間」を取り込む工夫が、私たちのいう 生涯げんき仕様 です。たとえば、東の窓から朝の光を取り込み、夕暮れには庭先で鈴虫の音を聴ける居場所をつくる。ほんの小さな体験が、心を満たし、体をげんきに保つ支えとなります。

住まいは器であると同時に、季節を受けとめ、家族の心を映し出す舞台でもあります。処暑のような節目にこそ、自分の暮らしに「心満たす瞬間」があるかどうかを見つめ直してみませんか。

夏の名残と秋の気配──げんきをつなぐ暮らし方 令和7年8月21日

お盆を過ぎると、光はやわらぎ、夜風がふと心地よく感じられるようになります。
夏の名残と秋の気配が交わるこの時期は、体も心も季節の変わり目を敏感に感じ取る時。

私たちの体は、**「光 → げんきホルモン → 深い眠り → げんきホルモン → 再生」**というサイクルで整えられています。
しかし現代の住まいでは、光不足や風通しの悪さ、モノの多さによって、この自然のリズムが乱れがちです。

そこで提案したいのが「生涯げんき仕様」。
たとえば、朝日が差し込む窓辺で朝食をとること。小さな段差や階段を“筋トレ”として活かすこと。
庭のハーブの香りや鈴虫の声を額縁のように切り取る窓辺を設けること。
──こうした仕掛けが日々の暮らしを「心と体を再生する舞台」へと変えていきます。

ともかく、げんきに毎日をすごしませんか。
その積み重ねが、老いに振り回されず、安心して歩み続ける未来につながります。

「最後まで歩みを止めない──甲子園と生涯げんき仕様」

延長十一回の末、県岐阜商が横浜高校を破った昨日の甲子園。
手に汗握る展開に、胸を熱くされた方も多いでしょう。
流れが傾いても、追いかけ、追い越され、また追いつく──。
選手たちは最後の瞬間まで歩みを止めず、仲間と声を掛け合い、勝利をつかみ取りました。

この姿は、暮らしにおける「生涯げんき仕様」の考え方と重なります。
人生もまた、予想外の展開や逆境が訪れるもの。
体力の衰え、病気、暮らしの不便……。
けれども住まいと庭に仕掛けを組み込んでおけば、
私たちは“最後まで歩みを止めない暮らし”を実現できます。

例えば、段差を工夫した階段
一段の高さを少し抑え、手すりや照明を加えるだけで、
足腰が弱っても無理なく昇り降りできる。
逆に、あえて緩やかな段差を残すことで、毎日の上り下りが自然な“筋トレ”にもなる。
段差は「危険」ではなく「げんきを維持する仕掛け」に変わります。

また、動線にリズムを持たせる設計も大切です。
まっすぐな通路ばかりではなく、時に曲線を取り入れたり、
庭を抜けて光や風を感じながら歩いたり──。
それは甲子園の攻防が単調ではなく、流れが揺れ動いたからこそ感動を生んだのと同じ。
暮らしの動線に小さな変化やリズムがあると、人は自然に歩き続け、心も体もげんきになります。

甲子園の球児たちが応援席の声援に背中を押されて力を発揮したように、
私たちもまた、光や風、香りや音といった住まいと庭の環境に励まされ、
日々の暮らしを前へと進めることができます。

最後まで諦めない姿勢が感動を呼んだあの試合のように、
私たちの人生の舞台でも「最後までげんきに歩める住まいと庭」を整える(リファイン)こと。
それこそが、生涯げんき仕様の真髄なのです。

余命宣告!

もし余命宣告を受けたら──
頭が真っ白になって、何も手につかなくなる。

でも、本当はその前に“打つ手”があるんです。
げんきなうちに暮らしを整えておけば、
病気や老いに振り回されず、
「今までどおりの日常」を続けることができます。

──そう気づいた人から、未来は変わります。

私はこれまで、住まいと庭に「心満たす瞬間が生まれる仕掛け」を施してきました。
その積み重ねが、18年間連続で施工事例コンテストに選ばれた理由でもあります。

数えきれないほどの現場から学んだこと──
それは、「住まいと庭こそが、人をげんきにする」という事実でした。

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