最近、職人と呼べるような腕と心がけを持った働き手を近頃はめったに見かけなくなった。大工仕事でいえば何とかハウスかホームとかという建築は、工場で作ったものを運んで組み立てるだけだから、特別の技も腕もいらない。昔なら親方に半端人足とバカにされたような半素人でも充分に通用する。
今回お世話になったリファイン京田辺は違った。村上店長の使っている職人さんは、大工さんはもちろん、他の職人衆も腕っこばかり。屋根職人・左官職人・建具職人・板金職人・塗装職人・京庭職人、洗い職人・畳職人・襖職人・水道職人みな一流の腕の持ち主たちで、黙っててきぱきと仕事をし、それは見ていて気持ちがよかった。その昔の棟梁だった私の父親の下で働いていた職人たちを思いだし、伝統は今も生きていると思いうれしくなり筆をとりました。村上店長ありがとう。家内も喜んでます。心からお礼をいいます。